空き巣犯の心理を理解し安く済ませる防犯対策!

防犯・防災

こんにちは、べいるです。

皆さん、自宅の空き巣対策は万全でしょうか?

空き巣は屋内侵入窃盗の一種で、家人が留守の間に窓やドアから屋内に侵入し、金品を盗み出す手口で、家の中に家人がいるのにこっそり侵入して金品を窃取する忍び込みとは手口が異なります。

空き巣は年末・年始やお盆などの長期連休中に多く発生します。

理由は簡単、家人が長期不在だからです。

もし、何ら防犯対策もとらずに里帰りをすれば、ひょっとしたら自宅に帰ってきた時に、窓を開けられ、自宅内は散乱、空き巣被害に遭っているかもしれません。

中には物色後に物の配置を元通りにしていく犯人もいますが、、、いずれにしても怖いですよね。

そういう訳で今回は、空き巣被害に遭いやすい一軒家に特化し、安く済ませる空き巣対策をご紹介します。

空き巣犯の手口と心境

空き巣犯の手口

空き巣の代表的な侵入方法を3つ紹介します

1つ目は「無施錠の玄関ドアやベランダ、窓から侵入する」です。

えっ、まさかと思われた方もいらっしゃるかと思いますが、これって結構多いです。

玄関ドアや窓の施錠忘れ、こういったところからまんまと空き巣犯は侵入します。

大きな家ほど閉め忘れも多いかと思いますが、忘れずに戸締りは行いましょう。

 

2つ目は「窓ガラスを割ったり、切ったりし開錠して侵入する」です。

これはかなり多い手口で、15年前はかなりメジャーな侵入方法でした。

しかしながら、住宅設備の向上により、二重窓など防犯性の高い設備が普及し、以前より発生は減少しています。

ですが、勿論防犯性の高い窓ばかりではありませんし、昔ながらの家も多数存在します。

もしご自宅の窓が1枚ガラスで、鍵が1つしか付いていないのであれば、注意する必要があります。

 

3つ目は「合い鍵を作る、探し出して侵入する」です。

合い鍵を作って侵入するケースは実際にあります。

私の姉も大学時代に被害に遭いました。捕まった男(義兄と鉢合わせになり義兄が捕まえましたが・・・)は以前に水道工事に来た男で、工事の最中に家の鍵の型をとり、合い鍵を作って後日侵入したのです。怖いですよね。

その他のケースとして合い鍵の探し出しも多いです。ポストなどに合い鍵を入れたりしていませんか?そういうことをすれば、空き巣犯が鍵を簡単に発見し、空き巣被害の確率が高くなります。

代表的な侵入手口はこの3つですね。因みに侵入箇所については、窓からが全体の6割を占めます

空き巣犯の心理を理解する

次に空き巣犯の心理を知っておきましょう。その方が対策のイメージが湧きやすいです。

空き巣犯が最も緊張するのはどの瞬間だと思いますか?

それは“侵入作業をする時”だそうです。

空き巣犯は侵入作業(窓の開錠など)に5分以上かかれば諦めるといった心理的傾向があります。

ということは、あなたの家がもし狙われたとしても、5分以上持ち堪えることができれば撃退できるということになります。

この視点を持つことで効果的・合理的な防犯対策に繋がります。

効果的に安く済ませる防犯対策

では実際に防犯対策について説明します。

私がお勧めするのは、大きく2つ!「防犯意識が高いですよPR」「窓の二重ロック」です!

防犯意識が高いですよPR

空き巣犯はどのような家を狙うか??それは、防犯意識が低い家を狙います。

わざわざ防犯設備が整った新しい家や、防犯カメラが設置してあるような家を狙ったりしません。

捕まらないために5分以内に侵入できるような家を狙うのです。

ではどうすればいいか?「私の家は防犯意識が高いんですよ!」というのが分かるようにしておけば良いのです。

防犯カメラを設置するのはお金がかかります。

それならダミーの防犯カメラで十分です。「防犯カメラ設置中」というステッカーだけでも効果があります。

私の自宅には、裏側に繋がる通路に防犯カメラ風のセンサーライトを取り付けています。

安くてもダミーでも防犯設備が設置してあるような家は、空き巣犯は嫌います。

防犯に関心があるとうこと!無警戒ではない!このメッセージを空き巣犯は敏感に察知し、避けるのです。

他にも足音がする砂利など色々と防犯グッズは種類があります。ホームセンターを眺めてみて下さい、結構楽しいですよ。。。

安いもので構いません!とにかく防犯意識があることがPRできれば、有効な防犯対策になるということです。

窓は二重ロック

先に申し上げましたが、窓からの侵入が6割です。そして、空き巣犯は5分以上の作業を嫌います

そのような中、もしあなたの自宅窓が何ら防犯性を有していないものであれば、5分以内に窓を開錠され、侵入を許してしまうでしょう。

しかし、窓に2つ以上の鍵が取付けられていれば、侵入に5分以上の時間を有し、諦める可能性が高くなるのです。

もし、ご自宅の窓が二重ロックできないタイプであれば、ホームセンターなどにワンタッチで設置できる窓用の補助錠が売っています。

これを幾つか購入し、防犯性の弱い窓には取り付けておきましょう。

因みに、補助錠だけで心もとない方は防犯フィルムもお勧めします。

これを貼っておくと空き巣犯の侵入作業が上手く進みません。

5分という時間はあっという間に経過するでしょうし、そもそも、防犯フィルムが貼ってあると分かった時点で撤退する可能性が大きくなります。

まとめ

今回は、空き巣犯の心理的特徴を踏まえた、ピンポイントな防犯対策をご紹介しました。

この内容は私が以前、駐在所勤務をしていた際に防犯講話でお話していたものです。

“安くて簡単にできる”をコンセプトにしたものなので、取り入れ安いと思います。

ご自宅の防犯設備が希薄な方はぜひ取り入れてみて下さい。

 

【参考】侵入盗の手口については⇩コチラにまとめています。

空き巣、忍び込み、居空き!3つの手口と泥棒の心理!

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