カフェインの作用と副作用!1日あたりの摂取量の上限は?

介護・暮らし

こんにちは、べいるです。

皆さんは1日のカフェイン摂取量を意識されていますか?

カフェインはコーヒーはもちろんのこと、玉露などにも多く含まれています。

また眠気防止薬、風邪薬や解熱鎮痛薬などにも含まれています。

カフェインには作用のみならず副作用があり、摂り過ぎは体調不良の原因になります。

私自身、カフェインの作用や副作用を理解するまでは、1日に何杯もコーヒーを飲んでいましたw

今回は、カフェインの作用と副作用ついて説明しつつ、1日当たりの摂取量も紹介します。

カフェインの作用と副作用

軽い興奮状態・利尿作用

カフェインには、軽い興奮状態を引き起こし、一時的ではありますが、眠気や倦怠感を抑える作用があります。

こういった作用がありますので、市販の“眠気防止薬“には、カフェイン(無水カフェイン、安息香酸ナトリウムカフェイン等も含む)がメインで配合されています。

コーヒーを飲むと頭がすっきりする感覚があると思いますが、それは幻ではなく、上記作用により本当にすっきりしているのです。

ただし一時的な作用に留まります。

もう一つの代表的なカフェインの作用は「利尿作用」です。

カフェインは、腎臓でのナトリウムイオンと水分の再吸収を抑制するとともに、尿量の増加(利尿)をもたらします

トイレに行けない会議等の前には、コーヒーを飲むのは控えましょう!

副作用・依存性の形成

さて、私たちの生活とすごく関わりがあるカフェインですが、飲み過ぎは危険です

カフェインは副作用として、震え、めまい、不安、不眠、頭痛等が生じることがあります。

その他、心臓を興奮させる作用もあり、副作用として動悸が現れることもあります。怖いですね。

加えて注意すべきは“依存性”です。

反復摂取により、依存性を形成する性質があるので、カフェインの多量摂取にならないよう量を考えて摂取する必要があります。

妊娠時における胎児への影響

妊娠中に摂取したカフェインの一部は、血液―胎盤関門を通過して胎児に到達することが知られており、胎児に影響を及ぼす可能性が考えられます。

また、カフェインは乳汁中にも移行します

乳児の肝臓は未発達でカフェインの代謝にかなり時間がかかります。

乳児の体内にカフェインが蓄積すると頻脈や不眠等を引き起こす可能性があるので、授乳中はカフェイン摂取は避けた方がよいでしょう。

相互作用と摂取量の上限

では1日のカフェイン摂取量の上限について説明します。

カフェインの摂取量の上限は1回につき200mg、1日あたり500mgが目安なります!

これがどれくらいの量なのか!?分かりにくいですよね。なので、100g当たりに含まれるカフェイン量をまとめました。

≪100g中に含まれるカフェイン量の目安≫

  • 玉露   160mg
  • 煎茶    20mg
  • ウーロン茶 20mg
  • 紅茶    30mg
  • コーヒー  60mg

なるほど。玉露は連続で2杯飲まない方がいいようですねw

それと注意すべきは相互作用です。

冒頭に申し上げたとおり、カフェインは様々な薬に含まれています。

もし服用中の薬にカフェインが含まれていて、コーヒーや玉露等とを飲んで重複摂取となれば、場合によってはカフェインを摂り過ぎになり、中枢神経系や循環器系統への作用が強く現れるなど、副作用が生じます。

医師からの処方であれば、薬剤師がカフェインの重複摂取を避けてくれますが、もし、ご自身でドラックストア等で市販の医薬品を購入し服用する場合には、相互作用に注意してください。

まとめ

今回は、カフェインについて説明しました。

カフェインは私たちの生活において身近な存在であり、飲み物にも薬にも入っています。

摂取の量・タイミングによって効果的な作用が期待される反面、胎児・乳児への影響や副作用に注意する必要があります。

作用・副作用、カフェイン量等を正しく理解し、カフェインと上手に付き合っていきましょう!

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