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災害での自助、共助及び公助の割合

投稿日:2020年1月4日 更新日:

災害大国日本、毎年のように大型台風が日本を通過し、地震も頻繁に発生、激甚災害に指定されるような大規模災害が定期的に発生している状況です。

万が一、大規模災害に見舞われたとき、助かるのか!?

今回は災害によりもし生き埋めになった場合の自助、共助、公助の割合を知ることで、万が一の場合にどうするべきかについて考えたいと思います。

🔷生き埋めになった人が誰によって救出されるのか!?

【兵庫県南部地震について】

今回説明するデータは兵庫県南部地震、いわゆる阪神・淡路大震災における火災に関する調査報告書によるものです。

《兵庫県南部地震》

✔1995年1月17日に発生

✔兵庫県南部を震源

✔マグニチュード7.2

✔死者6,433人

✔家屋の全壊10万戸

※阪神地方及び淡路島を中心に甚大な被害を出した大地震です。

この地震で犠牲者の84%の方が倒壊家屋の下敷きになり、命を落としています。

【自助、共助、公助の割合】

この地震で生き埋めになった方がどうやって救出されたのかを見てみます。

自助=67%

自力であったり、家族によって救出された割合です。

内訳:自力35%、家族32%

共助=30%

友人や隣人、通行人などによって救出された割合です。

内訳:友人・隣人28%、通行人2%

公助=2%

救急隊などによって救出された割合です。

この数値から分かるように、公助は2%にとどまり、自助及び共助によって97%の人が救出されています。

因みに残りの1%は その他 とされています。

公的機関が2%しかない理由としては、公的機関も被災し、体制を整えるのに時間がかかることなどが挙げられます。

テレビ中継などで救出シーンを目にすることもありますが、そのほとんどは時間が経過し全国から消防・自衛隊・警察などの応援部隊が集まって活動している場面です。

ケースバイケースとはいえ、90%以上の方は自助及び共助による救出がなされていると思ってもらっていいと思います。


🔷教訓

今回は、災害発生時における自助、共助及び公助の割合を参考で説明致しました。

思った以上に公助の割合が小さかったことに驚きです。

この数字から言えることは、大規模災害発生の際には、すぐには公的機関が救出には来れないということです。

119番と110番は鳴りやまず、最初の段階では公的機関は現状の把握だけでも火の車になるでしょうし、先に申し上げたとおり、公的機関も被災するのです。

 

頼りになるのは自分自身であり、家族・友人、隣人などであることを自覚しておいて下さい。

その場にいるメンバーでベストを尽くし、命を守るしかないのです!

最低限、今できる準備だけでもしておきましょう。



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