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子供が逮捕された場合!その後の流れ

投稿日:2019年12月28日 更新日:

子供は少年法に守られていますがそれでも法を犯せば逮捕されることがあります。

状況によっては100円の万引きであっても逮捕されることあります。

先日、別記事で逮捕とその後の手続きについて説明しました。(記事末尾にリンクをつけています)

今回は、成人ではなく20歳未満の子供が逮捕された場合の措置について説明します。

🔷子供の逮捕は何歳から?

【犯罪少年となるのは14歳】

まず少年法が適用されるのは20歳未満の年齢の者です。

そして、14歳未満の少年で法律に触れる行為をした者を触法少年といい、14歳未満であれば基本的に法に触れる行為をしても事件として検察庁に送致されません。児童相談所に通告はされるこはありますが・・・

なので、実際に逮捕されるのは14歳以上の少年からであり、少年法適用が20歳未満となるわけです。因みに、事件を起こしたのが13歳の時であれば、14歳になっていても事件として取り扱われません。

【逮捕される場合】

年齢的なものは今説明したとおりですが、事件を起こしても逮捕される場合とされない場合がありますが、基準があるのでしょうか?

結論から申し上げると、明確な基準はなくケースバイケースとなります。

 

因みに逮捕は現場サイドのみの判断でされるわけではありません。

逮捕するには裁判所の審査が必要です。裁判所は逮捕する必要性の有無などについてを審査し、必要性がある場合のみ逮捕状を出します。

子供の場合には、所在不明となったり、証拠隠滅を図る可能性が低いので、成人と比較すると逮捕されるケースは少ないでしょう。

 

ですが現行犯逮捕の場合は裁判所の審査は必要ありませんので、そのまま逮捕するケースがあります。

一般の方の現行犯逮捕についても別記事でまとめています。(記事の末尾にリンクを付けています)

🔷逮捕されるとどうなるか

【警察での捜査】

逮捕されると48時間は警察の身柄となります。その間に捜査が行われ、関係書類が検察庁に送られます。

 

そして、検察庁で逮捕された子供から話を聞くとともに、裁判官がこのまま勾留して捜査を続ける必要性を判断します。

勾留の必要性が認められれば、最大10日間警察の留置場で勾留されます。更に必要な場合はプラス10日間延長され、最大で合計20日間勾留されます。

状況によっては、警察の留置場ではなく少年鑑別所で勾留されることもあります。

即ち逮捕されて警察署の留置場で2日経過した後の措置として、次の3つのパターンがあります。

✅釈放される

✅警察の留置場で勾留される

✅少年鑑別所に移される

【家庭裁判所での審判】

勾留されると最大20日間の警察での取り調べがあるわけですが、それが終わると、今度は家庭裁判所の調査官の調査を経て、少年審判があります。

これは必ず開かれるものではありませんが、逮捕事案の場合にはまず審判があると思っていただいて結構です。

 

少年審判には成人の裁判と異なり検察官はいません。また、弁護士が付添人という立場で出廷します。

少年審判では、少年の更生も含めて審議され、その結果、処分が下されます。

処分の種類は成人とは異なり、不処分、保護観察、試験観察、少年院送致といった処分があります。

✅不処分    

⇒処分なし

✅保護観察  

⇒定期的に保護司と面接

✅試験観察   

⇒試験観察中に非行をおかせば少年院送致

✅少年院送致

⇒少年院に入院する

🔷まとめ

今回は子供が逮捕された場合の措置について説明しました。

成人の場合と異なり少年は少年法に守られているとは言え、更生のためへのしっかりとした手続きが踏まれます。参考にされて下さい。

 

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関連記事:逮捕の手続きとその後の措置

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