こんにちは、べいるです。
警察官の制服って、平成6年(1994年)に「黒っぽい制服」から現在の「青を基調とした制服」に変更されています。

機能性及び国民からの『親しみやすさ』を重点に置いて当時リニューアルをしたものらしいです!
確かに当時の制服と比較すると、現在の制服はかなり接しやすいイメージになっているようです。
今回は、警察官の制服をテーマにお話しします。
制服の種類
警察官の制服は四季にあわせて、夏服、合服及び冬服の3種類があります。
合服と冬服は見た目が同じなので、大別する2種類になるのでしょうか。
※画像は兵庫県警HPからお借りしています
夏服は、水色のカッターシャツのような制服で半袖と長袖があります。
ズボンも風通しの良い形状記憶がやや強めの生地になります。

公務員は服装や端正な服装を求められ、特に制服警察官の身だしなみは厳しく、月に1回は服装点検などが行われ、ズボンへのアイロン線など細かくチェックされます。
なので、夏服の場合はアイロン線が消えにくく、皺も付きにくいので助かりましたね
合服・冬服は白のカッターシャツに濃紺色の上下、ネクタイといった服装です。
これに合わせて、制帽もメッシュの夏制帽や厚手生地の冬制帽などの種類があります。
各都道府県警察で微妙に違う
さて、季節によって異なる警察官の制服!全国警察で全く一緒だと思われがちですが、実は若干違うんです。
ワッペン・生地の厚さ
何が違うのか、、、まず、ワッペンが異なります。

両腕側面に都道府県のマークが入っているワッペンを付けているのですが、これがそれぞれ違っています。
また、生地の厚さもかなり異なりますね。
全国警察が集まる警察大学校という施設があるのですが、そこで他の都道府県警察官と過ごした際に制服の違いを感じました!
沖縄県警の制服はとにかく薄い!沖縄は暑いからですね。
夏服など、他の県警と制服の色が明らかに違うくらい薄かったです。
逆に北海道警の制服は九州のものより厚手でした!
衣替えのタイミング
衣替えのタイミングも異なり、それぞれの都道府県に委ねられています。

県境などでは、衣替えのタイミングが異なるため、制服の種類が異なる警察官がそれぞれ活動しているケースがあります。
マラソン中継など見ていると、隣の県にランナーが移動したら警察官の服装が夏服から合服に変わったりします。都道府県によって衣替えのタイミングはマチマチなのです。
制服で買い物
ちょっと余談になりますが、コンビニなどで制服で買い物をしている警察官を見たことがありますか??
「制服で勤務中に買い物をするなどケシカラン!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その行為は警察庁で示された職務に準じた正当行為なのです。
警察庁が示すまでは、警察官は夏でもジャンバーなどを着用し、身分が分からないようにしてコンビニで買い物をしていました。
しかしながら、制服での買い物は防犯効果があると認められ、平成20年前後からOKとなったのです。警察署や交番の近くのコンビニなどで結構いますよ!!
まとめ
今回は警察官の制服について記載してみました。
親しみやすさを求めてデザインされた現在の青色の制服、、、季節感や地域性がみられるようです。
コンビニでレジに並ぶ警察官を目にしたときには、ワッペンや生地、ズボンのアイロン線など気にしてみて下さい 笑
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