こんにちは、べいるです。

自宅に泥棒が入って金品を盗んでいく犯罪を侵入盗といいますが、侵入盗も手口によって分類されています。
それが 空き巣、忍び込み、居空きの3つです。
同じような犯罪なのですが、手口は大きく異なり、犯人の心境も異なるようです。
今回は、この3つの犯罪について説明します。
Contents 目 次
空き巣、忍び込み、居空き
3つの手口
3つの中で最も発生が多いのは「空き巣」です。
空き巣とは、家人が留守中に窓などの施錠を外して家の中に侵入し、物を盗む手口です。
最近では住宅セキュリティがアップし、発生件数は15年前と比べるとかなり減少しましたが、やはり侵入盗の中ではメジャーです。
最も一般的な侵入盗と言えますし、皆さんがまずイメージする泥棒も空き巣だと思います。
次に多いのは「忍び込み」です。通称はノビです。
夜間就寝中にソロリソロリと足音を忍ばせて、物音を立てずに物を盗む手口です。
家人が夜間就寝中に無施錠の掃き出し窓などから侵入したり、音を立てない方法で窓を開錠して侵入してきます。
個人的にはこの手口が1番嫌ですね!!真夜中に鉢合わせになって格闘など勘弁です。
そして最後が「居空き」です。
日中に家人が在宅中にこっそりと家の中に入って物を盗んでいく手口です。
かなり大胆な犯行である分、発生件数は少ないです。
ただ実際のところは、発生しているけれども家人が気が付いていないパターンも相当数あるのではないでしょうか。
泥棒の心境
さて、同じ侵入盗であっても、当の泥棒本人は手口が異なれば全く異質の犯罪に感じているようです。
空き巣を得意とする泥棒は、家の中に家人が居るのに大胆にも侵入する忍び込み犯や居空き犯の心境が分からないそうです。
一方で、忍び込みを得意とする泥棒は、お天道様が昇っている明るい時間帯に侵入する空き巣犯や居空き犯の気持ちが分からないと、、、
居空きを得意とする泥棒は、窓ガラスなどを開錠して侵入する空き巣犯の気持ちが分からないということです。
侵入盗の泥棒も得意・不得意があるようです・・
おすすめの防犯対策

泥棒の心境はそれぞれあるようですが、我々としては、小まめに防犯対策をとっておく必要があります。
【参考】空き巣の防犯対策については⇩コチラにまとめています。
では、おすすめの防犯対策をいくつか紹介いたします。
センサーライトの設定
自宅の死角になる場所にはセンサーライトを設置するとよいでしょう。
夜間などライトが光ることで、家人も気配に気が付きやすいですし、泥棒自身も照らされたら逃げていきます。
補助ロック・防犯フィルム
1つしか鍵がない掃き出し窓などには、ワンタッチの補助ロックを取り付けましょう。
基本的に、泥棒が侵入に要することができる時間は5分と言われています。
それ以上の時間がかかると、泥棒自身が精神的に焦ってしまい諦めるそうです。
また、窓に防犯フィルムを貼るのも有効です。
防犯フィルムを貼れば、防犯だけでなく台風などで窓が割れても飛散しないなど、防災としても役に立ちます。
ダミー防犯カメラも効果的
防犯カメラを設置するのはとても有効です。防犯意識が高い家であるとアピールできるので、泥棒から狙われにくくなります。
でもちょっと高いので抵抗がありますよね、ランニングコストもかかりますし。
そういった場合には、偽の防犯カメラを設置すると良いでしょう。
偽物でも効果は絶大です。偽物だろうと本物だろうと、防犯意識が高い家であるとアピールができてます。泥棒目線で言えば、わざわざそんな家を狙いません。
その他の防犯対策
その他の対策としては次のようなものがあります。
【空き巣対策】
✅長く留守にする場合は新聞を止める
✅合い鍵を家の周囲に隠さない
【忍び込み・居空き対策】
✅小まめ(ゴミ出し時等)に戸締りをする、開けっ放しにしない
✅玄関に貴重品を置かない
まとめ
今回は侵入盗(空き巣、忍び込み、居空き)の手口と対策などについて説明しました。
泥棒の心理なども紹介しましたが、防犯対策をするときは、泥棒目線に立って、泥棒が嫌がることを積極的の取り入れるといいと思います。
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