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食事の介助!介護の基本シリーズ

投稿日:2020年1月6日 更新日:

食事とは誰もが日常的に行う行為ですが ただ栄養素を摂るだけの目的ではありません。

食欲を満たすことで、健康の維持、増進、活動のためのエネルギーを確保できることはもとより

✔生活のリズムの維持

✔食べる楽しみ、ストレス解消

✔コミュニケーション、団らん

などの心理的、社会的意義もあります。

今回は食事の介助について、介護における基本的な面を踏まえ説明します。

🔷食事の介助

食事の介助をする場合には、信頼関係を作っておくことが大事です。

希薄な信頼関係だと、楽しい食事を阻害する要素にもなりますし、事故につながるケースもあります。

傾聴の姿勢を意識しながら、落ち着いた食事の雰囲気を作ることは大事でしょう。

その上で、次の点を注意してもらえるといいでしょう。



【意識すべきこと】

配膳

盛り付けは、食欲がわくようにしましょう。

私はメインとなる料理を右、副菜を左、汁物は手前に置くようにしています。

介助の位置

基本的には横に座るようにしておくといいでしょう。

片麻痺がある場合には、麻痺側に食事がたまるため、麻痺側に座る、麻痺が無い場合には、利き手側に座るとスムーズです。

スプーンの使い方

スプーンを使う場合には1回のスプーンに乗せる量は、ティスプーン一杯程度を目安にして下さい。

多すぎても、少なすぎても、咀嚼・嚥下がしづらく誤嚥に繋がります。

また、スプーンを入れる場合には

口に対し、やや斜め下から入れる

✔舌の中央にスプーンを置く

✔唇を閉じてもらい、上唇に沿って水平に近いやや斜め上に抜く

といった動きが食事介助の基本動作となります。

とろみ剤の利用

とろみ剤とは食べ物や飲み物に加えて混ぜ、適度なとろみをつけることで、食べ物を飲み込みやすくする粉末状の食品です。

色々種類があると思いますが、私が好奇心で食べてみたものは美味しかったです。

嚥下に不安がある場合は、是非ご利用下さい。

【食事の介助の流れ】

では、基本的な食事の介助の流れをみてみます。

まず、最初に献立を説明するなどコミュニケーションをとりましょう

これを怠ると何だか食事が形式的な作業になりそうなので、私は嫌です。

 

次に、口腔内や食道を湿らすためにも、食事の前に飲み物を促します。

そして、先ほどの要領などで食事をしていきます。

 

会話しながら食事をすることはいいのですが、咀嚼・嚥下の最中に声をかけると誤嚥の可能性がありとても危険です。

こちらから声をかけるタイミングはよく考えましょう。

 

食事で怖いのは誤嚥です。咀嚼・嚥下が行えているかじっくり観察しながら、食事をすすめていって下さい。

誤嚥に関する内容は別記事でまとめていますので、記事の最後にリンクを添付しておきますね。

 

そして、食事の最後にも飲み物を促し、食物残渣を除去するとともに、最後はさっぱりした感じで終わりたいですよね。

🔷まとめ

今回は食事の介助について基本的なところを説明しました。

誤嚥の可能性がありますので、無知のまま介助を行うのは危険だと思います。

一方で、形式的になりコミュニケーションもなく作業的になるのも怖いですよね。

是非、この記事を参考にして頂けたらと思います。


関連記事:誤嚥は怖い!最低限の対策をとって防止しよう

-介護

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