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逮捕とその後の手続き

投稿日:2019年12月24日 更新日:

皆さんが逮捕という言葉を聞くのは、ニュースやテレビドラマですね。

直接関係ない方が大多数だと思いますが、よく聞く言葉ではあります。

でも実際に逮捕された後の手続きまではご存じないかと思いますので、今回は逮捕された人がどのような流れをたどるのかについて説明します。

🔷逮捕って何?

【逮捕の種類】

まずは簡単に逮捕の種類について説明します。

逮捕には

✅現行犯逮捕

✅緊急逮捕

✅通常逮捕

の3つがあります。

 

現行犯逮捕は、裁判所の審査なしに身柄を拘束できるもので、一般人でも条件が揃えば可能です。条件というのは、犯人であるということが明らかで誤認するおそれがなく、時間もあまり経過しておらず、犯罪が発生して間がないというものです。

 

緊急逮捕は、緊急性があるので逮捕状なしで逮捕するものです。ただし、この後すぐに裁判所に逮捕状を請求し、身柄を拘束した犯人に示す必要があります。

 

通常逮捕は、事前に捜査機関が裁判所の審査を受けて、逮捕状を準備して逮捕するものです。

 

どれも効力は同じで、どの逮捕が強い、弱いというのはありません。

【逮捕された直後の動き】

逮捕されたら、まず警察署に連れていかれます。これを引致といいます。

そして、最初に捜査側が弁解や言い分を録取します。これは弁解録取という手続きで、あくまで犯人にも自分自身を防御をする権利があるので、言い分等を録取し、弁護人を選任するかどうかなどの確認をとります。

その後、警察施設内の留置施設に入ります。

 

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🔷逮捕後の手続き

【48時間以内の動き】

逮捕された身柄の流れは刑事訴訟法により厳格に定められています。

警察は、48時間以内に逮捕した身柄を検察庁に送致しなければなりません。

 

送致とは何か?

逮捕された人の逮捕手続書類や弁解録取書、捜査資料、証拠関係、供述調書関係を検察庁に送ることです。

そのために、48時間以内に警察は、逮捕した犯罪に関する取り調べや経歴・私生活の関係の録取をするようです。

【一般的な流れ】

48時間以内に関係書類が検察庁へ送られると、逮捕された人は検事からの取り調べを受けて、その後、裁判所で質問を受けます。

この質問は、この後もこの人物の身柄をそのまま勾留しておく必要があるかどうかの判断をするための質問です。

 

そして、その結果を裁判官が判断し、釈放となったり、そのまま警察署の留置場で勾留となったりします。

勾留となれば、10日を目途に警察での取り調べが続けられ、更にプラス10日間延長されることもあります。即ち、合計20日間の勾留期間があり、この期間内に取り調べなどの捜査手続きが行われるわけです。

 

その後、検察庁が起訴して裁判となるケースもあれば、不起訴、起訴猶予、罰金など様々な措置がとられます。

🔷まとめ

今回は逮捕後の手続きについて説明しました。

中々馴染みのない内容だったと思いますが、この手続きの流れを知った上でニュースなどを見ると、また違った視点でものが見えてくるかもしれません。

 

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